バナー
本文へジャンプ XX月XX日 

 

イソフラボンとは?

イソフラボンは最近女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで注目されています。

イソフラボンは、大豆胚芽に特に多く含まれるフラボノイドの一種です。今のところ、ダイゼイン、ゲニステインを代表とする15種類の大豆イソフラボンが確認されています。欧米では、日本人の長寿、そして骨粗鬆症や更年期障害、乳がん等の発生率の低さの秘密を大豆イソフラボンだとして研究しています。

イソフラボンは大豆のほかに葛の根やクローバーなどにも含まれてます。


 
健康効果1
のぼせ、ほてり、心悸亢進、発汗、冷え性、憂うつ感、焦燥感、不眠、耳鳴り、記憶力・判断力の低下、しびれ、下痢、頻尿、肩こり、腰痛、全身倦怠感などの更年期障害は女性ホルモンの不足が引き金となりますので、女性ホルモン作用をもつイソフラボンはおおいに有効です。

健康効果2

牛乳などでカルシウムを摂取しても、女性ホルモンの分泌が少ないと、骨の中のカルシウムはどんどん溶け出していってしまいます。イソフラボンは骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、骨の密度を保ちます。

骨粗鬆症は閉経後の女性に多い病気ですが、閉経後に起こりやすくなるのは、女性ホルモンのエストロゲンの不足によります。エストロゲンは、骨から溶け出すカルシウム量を抑えて骨を保護する役目をしています。

イソフラボンは、その女性ホルモンの激減を緩和します。


健康効果3

イソフラボンは女性ホルモンの欠乏を補うと同時に、女性ホルモンの分泌過剰に対してはそれを抑える方向に働きますので、女性ホルモン過剰が引き金となる乳がんの予防にも役立つことが明らかにされています。

乳がんと同じようにホルモン依存型である前立腺がん、子宮がんに対しても、イソフラボンは効果的に働くと考えられています。

また、イソフラボンにはがんが作り出す新生血管の阻害活性、抗酸化作用なども報告されていますので、乳がんや前立腺がん以外にも、大腸がん、肺がん、肝臓がん、胃がん、白血病などの多くのがんの予防に対する有効性が期待されています。

健康効果4
血液中のコレステロール、特に「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールの増加が動脈硬化を促します。一方、「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールは悪玉を減らす作用があるのですが、イソフラボンは悪玉を減らすうえに善玉を増やすという理想的な実験結果を出しています。

美容
効果
イソフラボンは女性らしい体をつくるエストロゲンと同様の働きがあり、美白作用、保湿性の向上といった肌の美容効果も認められています。ほかにも豊胸効果(バストアップ)や生理不順の改善など、女性にうれしい作用があります。